一般的に、評価項目は、対象者に求められる職務行動や職務の遂行能力(コンピテンシー)などを、アンケート項目に表現して作成します。また多くの場合、自社で用意する「オリジナル評価項目」と、私たちウィングが提供する「標準評価項目」のいずれかで実施します。それぞれに特徴があり、目的や結果の活用方法に基づいて選択し実施します。
企業理念や行動指針、職務に必要な能力・スキル、人事評価制度で定める職務要件などを基に評価項目を作成する方法です。 現在だけでなく、将来の予測や想定を含めて作成されることもあります。 「会社ではこのような能力や行動が求められる」「将来を考えれば、このような人物が求められる」などから導き作成します。
ハイパフォーマー(成績優秀者、高評価者、模範人物)の行動、スキル・能力を基に評価項目を作成する方法です。インタビュー調査などからハイパフォーマーが所持する特徴を明らかにします。
BEI(Behavior Event Interview)※と呼ばれる効果的な方法も確立されています。
※ Spencer, Lyle M. & Spencer, Signe M., 1993, Competence at Work, Wiley,(梅 津祐良・成田攻・横山哲夫訳、『コンピテンシー・マネジメントの展開―導入・構築・ 活用』生産性出版、2001年)。
グローバルで展開しているリーダーシップ・コンピテンシーによる実施
ハイパフォーマー(好業績者)から導かれたコンピテンシーによる実施
企業理念を体現する職務行動による実施
オリジナル評価項目による実施の場合、フィードバックレポートのひな形も評価項目に合わせて新たに作成します。 報告内容(数値、比較値の表示、説明など)、企業ロゴやコーポレートカラーの使用、イメージ写真の挿入など、ご要望に沿って作成します。
対象人数 | 30人 |
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費用(税別) | 409,000円 (初回のみの費用含む) |
※インターネットでの実施、担当者(人事など)による協力者選定を基に算出しています。
※継続実施や年間実施などの場合、費用体系もご相談いただけます。
※消費税は含まれません。
※ご要望により費用が大きく変動いたします。詳細はお問い合わせください。
360度評価の費用は、コストではなく成果として返ってくる投資だと考えています。ウィングのサービスは他社に比べて安いものではないかもしれません。しかし、費用を抑えた中途半端なサービスでは、ご満足いただけないことも熟知しています。本当に価値ある調査を、ご理解いただけるお客様にお届けしたいと考えています。
リーダーシップ・アセスメントは、「3カテゴリー、16職務行動、48評価項目」で構成されます。リーダーシップ論の世界的権威であるニューヨーク州立大学Gary Yukl教授が提唱するMPS(Managerial Practices Survey)※を基に日本向けに開発したツールです。
これまでの研究と当社調査から、これらの職務行動や評価項目は、管理職やマネージャーのパフォーマンス、部下からの信頼などと関連していることが確かめられています。また、リーダーシップやマネジメントの基本部分を抑えており網羅的に診断できます。
※Yukl, G. A. 2010, Leadership in organizations (7th ed.). Upper Saddle River, NJ: Prentice Hall. (世界で最も読まれるリーダーシップのテキスト)
マネージャーが、日常業務を管理・監督・運営するためにとる行動。
マネージャーが、職場で適切な人間関係を築くためにとる行動。
マネージャーが、組織の未来を創造するために先見的にとる行動。
リーダーシップ・アセスメントは、対象者の職位、職務内容や権限、会社の期待によって、実施する構成内容を決定します。
一般的には、次の構成をお勧めしていますが、ご要望に合わせ取捨選択したり、オリジナル項目を追加して実施もでき、柔軟な対応が可能です。